『上野ウエルカムパスポート』で目指すのはパリのルーブルのような世界有数の文化拠点 [ニュース]
上野には、東京国立博物館や国立西洋美術館など人を集める文化施設が数多くある。観光客にも人気のエリアとして1300万人が訪れる。これを2020年までに3000万人まで増やすのが目標だ。これにはアメ横の店主たちも期待している。
上野「文化の杜」新構想実行委員会の茅野雅弘さんによると、「上野には数多くの博物館や美術館があり、世界に誇れる日本文化と美術の集積地であるので、この魅力を世界に向けて発信していく」という。目指すはパリのルーブルなどとも並ぶ世界有数の文化拠点。
目的の美術館や博物館に行ってそのまま帰ってしまうのはもったいない。
実はまだまだ魅力的なものが見られるミュージアムがいっぱいある。そういったところを是非見ていただきたいという気持ちを込めて、『上野ウエルカムパスポート』なるもを発行。上野地区にあるミュージアムの共通入場券だ。
期限である1月末までに４つのミュージアムに行けば元が取れる。今年世界遺産になった西洋美術館もこのパスポートで入館できるというから利用しない手はない。価格は2,000円。
入場できる施設は全部で９つ。
・旧岩崎邸庭園
・下町風俗資料館
・上野動物園
・国立西洋美術館
・東京都美術館
・朝倉彫塑館
・国立科学博物館
・東京国立博物館
・書道博物館
〈おまけ〉
◆国内ミュージアムランキング（15年度綜合ユニコム調べ）
1位 金沢21世紀美術館 石川・金沢
2位 国立新美術館 東京・六本木
3位 国立科学博物館 東京・上野
4位 東京国立博物館 東京・上野
5位 広島平和記念資料館 広島市
6位 名古屋市科学館 名古屋市
7位 日本科学未来館 東京・台場
8位 カップヌードルミュージアム 横浜市
9位 九州国立博物館 福岡・太宰府市
10位 呉市海事歴史科学館 広島・呉市
（WBSヒットの順番より）
2位の国立新美術館はルノアールなど話題性の高い企画展が人気を呼んでいる。
3位は国立科学博物館で、子供だけでなく大人にも人気の観光スポット。15年に小さな子供たちが楽しめる遊び場をリニューアル。子供たちが中心というイメージがあると思うが、2対1くらいの割合で大人の方が多い。子供もワクワク楽しめるし、大人の鑑賞にも堪える展示を目指している。
この地下には恐竜が展示されている。しゃがんだティラノサウルスの模型は世界初で珍しい。トリケラトプスはなんと本物の骨が展示されている。
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